チャレストグリルへの換装
2017.1.26
リアパネルは、ノーマルの樹脂製が装着されている。 チャレストタイプのグリルを譲り受けたので交換する。 多くのモデナがそうであるように、電球の熱でレンズの中央部分が膨らみ、内側には亀裂が入っている。
マフラーの熱で、テールランプのソケット部分が湾曲し、 中央の電球がレンズに接近してしまうのがそもそもの原因である。
更に、私の車においては、ランプのソケット部分は写真の様に、 加工され、ランプのコネクターがなく、配線がむき出しになっている。
パネルは、テールランプの配線コネクターを外し、 中央4本、左右4本、さらにランプの上部間と下部端の4本、 計12本のナットを外すと比較的簡単に外れる。
燃料給油口の非常用ハンドルが左ランプの取り付けネジに 供締めになっているので注意。
テールパネルが外れた様子。 サイレンサーが大きく鎮座している。
都合良く内側のランプも譲り受けた。
ランプは上下2個所のボルトで固定されている。
以前交換した、LEDのバックランプは取り替えて再利用する。 その他のバルブ類も奇麗に拭き、パッキンのゴムには、 ラバープロテクションを塗布し、各部清掃して組み立てる。
左右対称のバルブ位置に設置するために、 左の内側ランプの取り付けボルトを、上は内側、下は外側に 変更してやる必要があった。
剥き出しの配線で、コネクターも無かったので、新たに配線を 購入した。新品は高価なので、中古を手に入れたが、予想通り ゴムのカバー類は劣化が激しく、裂けた部分があった。
スチール製のグリル、ランプ取り付け下部に、錆びによる塗装 の浮きが見られた。対策を施してからランプ類をとりつける。 もちろん跳ね馬マークも付け変える。
完成したグリルを車体に取り付けるのだが、いわゆるちりが合わず一苦労した。 取り付けネジを少しづつ曲げて調整し、嵌める順番を工夫しながら何とか取り付けられた。
濃紺の車体のため、黒のグリルは余り目立たなくて良かった。写真に撮れば、結構シースルーだが、実際にはそうでもない。 網になっているために放熱効果が高い以上に、表面積の大きな金属を取り付けた放熱効果が高いように思われる。 重さに関しては、それ程違いはないと思う。
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