イグニッションプラグ交換
2017.12.23 先日寒い朝にエンジンをかけると、ハンチングが起こり、チェックエンジンが点滅後、点灯してしまった。 ハンチングは15秒ほどで、チェックエンジンもECUのリセットで消えたが、その後も始動時に点火不良がみられたので、 長く交換していないイグニッションプラグの交換を実施する。
イグニッションプラグは2011年から使用しており、 距離にして16000km走行している。
Ferrariの整備マニュアルには30000km毎の交換 を推奨している。
今回は横着してサイドパネルを外さないまま交換する。
まずは左バンクから。ダイレクトイグニッションの 固定ネジを全て外し、シリンダーへのごみの進入を極力 避けるために、8番から一本ずつ交換した。
ネジを落とさないように気を付けて作業を行ったが、 最後に10mmのロングソケットを落としてしまった。 見える場所にはなく、アンダーパネルを外すにはリフト アップしなければならず、しばし考えるも良案浮かばず。
8番プラグの新旧の比較。
電極が少し減っているようにも見えるが、 焼け具合も悪くなく、カーボンも過度には溜まって いない。
続いて右バンク。
上が左バンク、下が右バンク。 右が進行方向。
全体的に右バンクの方が焼け気味で、 接地電極が白っぽい。
左が手前から1番2番 右が手前から8番7番
同様に左手前から3番4番 右手前から6番5番
正常範囲には含まれていると判断するが、 全体的に右バンクは空燃比が薄いような気もする。
これで少し様子をみてみたいと思う。
・・・・・・・・・・・・おまけ・・・・・・・・・・・・
落としてしまったソケット。 鏡を使って探し、前方のコンプレッサー下で発見。
強力磁石をアンダーカウルの外からあて、 後ろに移動させ、磁石を使って釣り上げた。
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